会長挨拶

 大和ケアマネージャー連絡協議会が平成13年に発足し、18年目となりました。介護保険がスタートした翌年より連絡協議会が立ち上がり、会長も私で3代目となりました。先日の総会にて役員のみなさまのご承認をいただき、会長として2期目を迎えることとなりました。また平成30年度の事業計画と予算の承認もいただき、ありがとうございました。あらためて会長として身が引き締まる思いでいます。
 平成30年4月、介護保険法と医療法の同時改正となり、0.54%のプラス改定と言われていますが、各事業所にとって厳しい改定と予測されます。また居宅介護支援事業所の指定権限が大和市となり、より大和市との連携を深めていくことが重要となってきます。市と協力をいただきながら、いろいろな面でご支援をお願いしていきたいと思います。今後も介護保険が継続する限り介護支援専門員もその変化に対応することが重要であり、高齢者を支えるうえで介護保険の「要」となることが必要だと考えています。
 そして大和市内には、当連絡協議会のほか、8つの連絡会がありますので、お互いに協力しながら顔の見える関係づくりを目指していきます。そして大和市医師会、大和市在宅医療・介護連携支援センター、介護保険課、高齢福祉課、地域包括支援センター等との関係機関とも連携を図っていけるようにしたいと考えています。改正に伴い今まで以上に医療との連携は重要なものとなりました。介護支援専門員のみなさまと共に支援が必要になった高齢者の方々やご家族の方々が、大和市に住んでいてよかったと思えるように、多くの関係機関と協力、連携を構築し、地域に貢献したいと思います。
 大和ケアマネージャー連絡協議会の会員数は、現在135名前後を推移しております。入会する方も多いのですが、誠に残念なことに退会される方も少なくありません。今後も多くの会員のみなさまが集い、職能集団として共に助け合い、質の向上に関わることができるように、連絡協議会の運営ができることを切に願っております。今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

平成30年4月14日
会長 天野 宏一